極寒の日は湯治の宿「川渡温泉“藤島旅館”」
1月30日、仙台市内部の最低気温は-6~7℃、日中でも-1℃という三日
連続の寒い朝を迎えました。
でも外は青空、鳥撮り日和と思ったら、向かいの鳩防止ネットが風で揺れ
ており、これでは鳥見も諦めざるをえません。
仕方がない!、先日“竜泉寺の湯”で、火に油ならぬ、バカにお湯を注いで
しまったので、もう禁断症状が止まりません。
ということで、宮城県北部の鳴子温泉郷を二つご紹介する旅のスタートです。
【鳴子温泉郷・川渡温泉“藤島旅館”】
「カッケ川渡」と謳われる鄙びた湯の里が、温泉郷の入口にある川渡温泉で
すが、中でも1596年(慶長元年)の創業以来、400年以上に渡って続いて
いる老舗旅館が「藤島旅館」です。
二食付きの「旅籠の部」と、昔ながらの「自炊の部」に分かれた風格のある
建物や、樹齢400年の「おんこ」の大木が点在する、2,000坪の日本庭園
が湯宿の歴史を物語っております。
でも、何よりも素敵なのが、何十年と変わらない日帰り入浴の受け入れと、
今でも200円という破格の値段、そして2枚目の大浴場の雰囲気です。
3枚目はクラシックな案内板と料金表、4枚目の右下にあるカップラーメン
200円は分かりますが、上の鯉のエサ80円がご愛嬌ですね。