立ち寄り湯「宮城・作並温泉“湯の原ホテル”」
少しだけ温泉記事の間隔が空いてしまいましたので、今日はまだ登場させていない近く
の温泉旅館を紹介いたします。
仙台市の奥座敷の一つ作並温泉は、大型の「岩松旅館」と「一の坊」、そして日帰り
入浴施設「都の湯」を登場させておりますが、大人のお宿の中堅旅館が二つあります。
今日はその一つの“湯の原ホテル”、総大理石風呂・展望風呂・展望露天風呂、そして
貸切露天風呂など多彩な湯船を楽しめる、料理自慢のお宿です。
【今は亡きKさんとの思い出の宿】
札幌勤務時代、仕事で一緒だったKさんは私より2才年上の同僚でどさんこ、恵庭市の
医者のドラ息子でした。
僅か2年と言う短い期間でしたが、さすがに地元出身者で、様々な北海道ならではの
遊び方を教えてくれました。 渓流釣り・カヌー・キャンプ・燻製作り・キノコ狩り・秘湯巡り
・流氷見物、そして現在のMyブログの3テーマの始まりもここがスタートでした。
その後、私は仙台に、彼は東京都内に異動となりましたが、ある日突然電話がはいり、
仙台を訪ねたいので、どこか静かな温泉旅館にと言うのでここを予約しました。
分かれる前に予兆はあったのですが、被っていた帽子を取ると、薬の副作用で髪の毛
はまったく無くなっておりました。
話題は楽しかった思い出と家族の事でひと夜を過ごし、その後一年半程で亡くなった
との連絡が入りました。 そんな10年前を思い出しながらの入浴でした。 (合掌)
【お得な部屋なしの食事付き休憩】
このお宿の外来入浴は11:00から15:00までで、平日は一人700円(土・日・祝日は
1,000円)ですが、お勧めの「部屋なし食事付き休憩」は2,200円です。
昨日の釜めし定食はきのこですが、釜めしは毎月メニューが変わり、小さいながらも
刺身・肉料理・焼き魚の3点セットが付き、茶碗蒸しや赤だしもついてきます。
食後には、ちゃんとデザートとコーヒーもついてきましたので、帰りにご主人に話したら、
温泉はサービスみたいなものですね!と笑っておられました。
こういう宿こそ、多くのリピーターに守られ、いつまでも元気でいて欲しいですネ~!!