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2011/09/29

立ち寄り湯「宮城・作並温泉“湯の原ホテル”」





少しだけ温泉記事の間隔が空いてしまいましたので、今日はまだ登場させていない近く
の温泉旅館を紹介いたします。
 仙台市の奥座敷の一つ作並温泉は、大型の「岩松旅館」と「一の坊」、そして日帰り
入浴施設「都の湯」を登場させておりますが、大人のお宿の中堅旅館が二つあります。
 今日はその一つの“湯の原ホテル”、総大理石風呂・展望風呂・展望露天風呂、そして
貸切露天風呂など多彩な湯船を楽しめる、料理自慢のお宿です。

【今は亡きKさんとの思い出の宿】
札幌勤務時代、仕事で一緒だったKさんは私より2才年上の同僚でどさんこ、恵庭市の
医者のドラ息子でした。
 僅か2年と言う短い期間でしたが、さすがに地元出身者で、様々な北海道ならではの
遊び方を教えてくれました。 渓流釣り・カヌー・キャンプ・燻製作り・キノコ狩り・秘湯巡り
・流氷見物、そして現在のMyブログの3テーマの始まりもここがスタートでした。
 その後、私は仙台に、彼は東京都内に異動となりましたが、ある日突然電話がはいり、
仙台を訪ねたいので、どこか静かな温泉旅館にと言うのでここを予約しました。
 分かれる前に予兆はあったのですが、被っていた帽子を取ると、薬の副作用で髪の毛
はまったく無くなっておりました。
 話題は楽しかった思い出と家族の事でひと夜を過ごし、その後一年半程で亡くなった
との連絡が入りました。 そんな10年前を思い出しながらの入浴でした。 (合掌)

【お得な部屋なしの食事付き休憩】
このお宿の外来入浴は11:00から15:00までで、平日は一人700円(土・日・祝日は
1,000円)ですが、お勧めの「部屋なし食事付き休憩」は2,200円です。
 昨日の釜めし定食はきのこですが、釜めしは毎月メニューが変わり、小さいながらも
刺身・肉料理・焼き魚の3点セットが付き、茶碗蒸しや赤だしもついてきます。
 食後には、ちゃんとデザートとコーヒーもついてきましたので、帰りにご主人に話したら、
温泉はサービスみたいなものですね!と笑っておられました。

こういう宿こそ、多くのリピーターに守られ、いつまでも元気でいて欲しいですネ~!!

2011/09/26

今日の野鳥「広瀬川のオシドリ」



突然ですが「カワセミニュース」にクレームが入りました。 否、訂正いたします。
昨日の「カワセミの盗撮おやじ」へのクレームでした。

「昨日、カワセミを登場させている盗撮おやじがいるだろ!!」
「女となると、めっちゃ甘いんや!」
「圧縮だって、いつもより緩めにしてただろ!!」
「こっちだって、すぐ傍にいて、付き合ってあげたのに、無視だからネ~!!」
「なに、無視していないって!」
「でも、いつもカワセミの後じゃんか!!」
「銀杏羽がキレイに生えてきたを、せっかく見せに来たのにネ~!!」
「もう、帰っちゃおうかな!」
  … (しばし沈黙!)
「そんなに引きとめるんなら、圧縮も押さえ目にな!!」
「トリミングなしも、ちゃんと説明するんやで!!」

実は、この二種がこの界隈の「広瀬川の双璧」で、あちら立てればこちらが立たず、
けっこう対応に腐心しております。
(今回も圧縮を緩めにしておりますので、右下の虫めがねをご利用ください)

2011/09/25

今日の野鳥「広瀬川のカワセミ」②



突然ですが「カワセミニュース」です。 いつも広瀬川の愛宕橋から広瀬橋をエリア
としているカワセミご夫妻の、今日は奥様からの突然の投稿依頼写真です。

「あんな~!、いつもの盗撮おやじが煩いんよ!」
「ぜひ、父ちゃんだけでなく母ちゃんにも出て欲しいって!」
「わて、人見知りやろ~!」
「こういうの、苦手やん!」
「でも、盗撮おやじが言うんよね~!」
「ブログの友だちが、是非お譲さんにも会いたいな~!、って言ってるって!」
「わて、こういう言葉に弱いんよね!」
「今回、ちょっとだけやで~!」
「ちゃんと上を向いて、お譲ちゃんの赤い嘴も見せたるさかい!!、キャッ!!」
「あとな~!、ここだけの話、わても、ず~っと、18歳のままなんよ!、ウフッ!!」

以上、NHK「ダーウィンニュース」、否、「カワセミ夢子ちゃんニュース」でした。 (チャンチャン!)
(今回は圧縮を緩めにしておりますので、右下の虫めがねをご利用ください)

2011/09/24

今日の野鳥「広瀬川のカワセミ」





昨日の広瀬川は、台風の影響で大増水かつ濁りは酷いと思いましたが、まず何かが
見れたら良いなという程度のお散歩でした。
 意外と肩に力の入らない時はチャンスが現れるもので、「カワセミ(翡翠)」のペアが、
宮沢橋と広瀬橋の中間にある木流堀の流入口に、その姿を見せてくれました。
 実は、最近四国のブログのお友達「カワセミおやじ」さんから、広瀬川のカワセミは
その後どうなったの!、というコメントがあったばかりでした。

今年は、5月末までの中州の堆積土砂撤去作業の影響なのか、子育てには失敗して
おり、姿を見せる頻度が少なかったのですが、目の前で見ると嬉しいですね。
 実は、後半ではメスもいたのですが、ちょうど真下を覗き込む位置だったので、撮影
できる状態ではありませんでした。
 どちらもイマイチの背景でしたが、動いたら逃げられるという位置関係だったので、
トリミング無しに免じてご覧ください。

2011/09/23

今日の名湯「宮城・秋保温泉“回数券の湯”」





変なタイトルをつけましたが、写真をご覧いただくとご常連さんにはお分かりの通り、
秋保温泉の日帰り入浴施設「市太郎の湯」です。
 今日の仙台は、青空に白い刷毛目模様の良いお天気ですが、昨日まで4日間は
雨降りが続き、昨日は我慢できずに回数券の湯で過ごしました。

今日は、皆様にも仙台近郊の温泉のおすそわけで、写真を4枚並べてみました。
1、まずは、雨の自然公園内から眺めた温泉の建物
2、内湯からみた湯船三つ
3、外に出て第一露天風呂
4、さらに前に進んで、第二露天にトップ~ン!!
実際の目線はもう少し低くなり、正面の崖の上に空も望めて、まったりと寛げます。
そして、もうすぐ紅葉も楽しめる季節を迎えます。     (おいでなさんし~!!)

2011/09/22

花と蝶「ミゾソバとモンキチョウ」



日曜日の太白山自然観察の森は、昨日「やまがら」を登場させましたが、最初に
お相手をしてくれたのは、「モンキチョウ(紋黄蝶)」たちでした。
 実は、この日もしばらく野鳥には見放されており、遠くにアオゲラやホオジロの
鳴き声を聞くだけで、あのヒヨドリすら出てきません。
 しばらく佐保山林道を進み、杉林を頭上に見る開けた斜面に来ると、道路脇と
斜面の花々に「モンキチョウ」が10数頭乱舞しており、小さなモデルをお相手に、
あ~だ、こ~だ!とつぶやきながら(危ないネ~!)シャッターを押していました。

【「モンキチョウ(紋黄蝶)」の特徴】
日当たりの良い原っぱ、公園、河原など、開けた環境に広く生息するチョウです。
大きさは「モンシロチョウ」とほぼ同じですが、この黄色い子のメスには、白っぽい
タイプもいるようなのでややこしいですネ!!
 早春から姿をあらわし晩秋まで見られますが、年に2回も発生するようです。
幼虫はアカツメクサ、シロツメクサ等を食べるので、そんな場所で良く見かけます。

【「ミゾソバ(溝蕎麦)の特徴」】
こちらも日本全土の小川沿いや沼地、湖岸などに分布する一般的な植物です。
 特に稲作地帯などでコンクリート護岸化されていない用水路脇など、水が豊か
で栄養価が高めの場所に群生していることが多いようです。
 ご覧の通り、見た目が蕎麦の花に似ていることが、和名の由来になっており、
晩夏から秋にかけて薄紅色の可愛らしい花を咲かせます、

2011/09/21

今日の野鳥「エゴノキと果実泥棒」



8月以降すっかり野鳥たちに見放されている、ここ太白山自然観察の森ですが、
日曜日にはやっと「やまがら(山雀)」が可愛い顔を見せてくれました。
 もちろん、私に挨拶に来てくれた訳ではなく、佐保山林道沿いの「エゴノキ」
の実が食べ頃になってきたので、餌運びが始まったようです。

【「エゴノキ」の実とやまがら】
5~6月に、今年伸びた短い枝の先に1~4個の可愛らしい白い花を付けます。
花は下向きのコップ状にたくさん咲き、シャラの木と同じ位好きな春の花です。
 ご覧の通り、果実は卵球形の核果で灰白色、10月頃になると熟して、果皮は
裂けて種子が落下しますが、この子たちはそれまで待てません。
この種子はやまがらの好物ですが、一旦土中に埋めてから食べるようです。

庭木などに使われるエゴノキですが、果皮には有毒なサポニンを多く含んでいる
ので、昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いたようです。
 又、サポニンには魚毒性があるので、地方によって魚の捕獲に使ったといわれ
ますが、同様に毒流し漁に用いられたと言われるサンショウの樹皮と比較すると、
エゴノキのサポニンの魚毒性は漁に使えるほどのものでは無いとか(?)

2011/09/19

ビール祭り「仙台オクトーバーフェスト2011」





日独交流のビール祭りが、9月16日から25日のスケジュールで、愈々始まりました。
場所は錦町公園、毎日11:00~21:00、ただし平日の開始時間は16:00です。
先週の「定禅寺ストリートジャスフェスティバル」と共に、私の好きな秋のお祭りです。
 お祭りの呼び物の一つがドイツ製の大きな客席テントで、約1,300名の全客席を
スッポリ覆う大きさで、中央にはステージが設けられております。

【ビールを片手のステージプログラム】
ビールを片手に、ステージパフォーマンスを楽しめるのが、「仙台オクトーバーフェスト」
の醍醐味ですが、今年はドイツバイエルン地方からヨーデルのお客様がありました。
 また、私の大好きなジャズの世界は次の日程で組み込まれていたため、日曜の夜は、
何とも楽しいひとときを過ごす事が出来ました。
 17日(土)14:00~、17:00~、地元・常盤木学園吹奏楽部(ジャズ)
 18日(日)14:00~、17:00~、東京・帝京高校吹奏楽部(ジャズ)
 (19日から24日は、ジャンルが違うので省略)
 25日(日)14:00~、17:00~、地元・モッシージャズオーケストラ

【本場ドイツのオクトーバーフェスト】
1810年のルートヴィッヒ1世結婚の祝宴が起源とされ、実に200年の歴史を持つ由緒
あるビール祭りだそうです。 
 9月中旬から10月初旬までの約2週間にわたって開催され、この期間に「世界中から
約650万人がこのイベントのために、ミュンヘンを訪れる」と言われます。
 ちなみに、このイベントで消費されるビールは約500万リットル、ソーセージは50万本
ということですが、仙台のビール祭りでも、ご当地・岩出山のハムやソーセージ、そして
スペアリブが楽しめました。

会場の雰囲気を添付していますが、3枚目は大盛り上がりのアンコール、4枚目は逆に
静かなご家族の雰囲気の芝生会場でした。

2011/09/18

奥武士日誌「新・ウソップ物語」



昨日は週末の里山暮らしでしたが、お天気はやや崩れかけで、里山の散歩道も
ひっそりと静まり返っておりました。
 野鳥も遠くで「アオゲラ」「ホオジロ」「モズ」の鳴き声が聞こえるだけで、近くに
姿を現してくれる気配はなく、またまた昆虫たちの出番となりました。
今日は、「新・ウソップ物語 ~フライングゲット~ 」として纏めてみましょうかね。

【新・ウソップ物語~フライングゲット~】
「クモ君、クモ君、ちょっと待ってよ!」
「なんだよ~!、おいら、お腹がへってんだってば!」
「ボク、この通り骨と皮だけだし、となりのチョウの方が、ぷっくりして美味しいよ!」
「何だったら、僕が捕って来てあげるから、この糸外してくれない!」
「おめ~!、ずいぶんとクラシックな話をしてるな~!!」
「そんなヨタ話、今日日の年寄だって信じないよ!!」 「オレオレ詐欺以下だぜ!!」
「本当に、ほんとだってば!」
「体が自由になれば、その鎌でおいらの首をかくつもりだろ~!!」
「違うってば~!!、チョウを捕るんだよ!」 「本当に美味いんだよ!!」

(ここで挿入歌、AKB48の新曲でっせ!)
  フライングゲット  僕は一足先に
  君の気持  今すぐ手に入れようか
  フライングゲット  何か言われる前に
  心の内ピピッと  感じるままに

さて、AKBクモとAKBカマキリの騙し合い、結末はどうなりますでしょうかね(?)

2011/09/17

ふだん着の温泉「大分・中川温泉“蛙乃湯”」



今回の九州の旅で皆様にご紹介する温泉も、これでいよいよ最後となりました。
 そこは、湯布院の街中を逃げるように抜け、少し離れたJR線南由布駅の近く、
中川地区にある家族風呂中心の温泉施設でした。
 周囲はすべて田んぼのため、210号線を車で走っていても、大分川の対岸に
「蛙乃湯」の大きな看板と建物が見えてきます。
 広い駐車場に車を止め、興味津々で受付に向かいますが、そのすぐ横には、
この温泉のスタート時の浴室である、男女別内湯もすこぶるご健在でした。

【常連さんも通うふだん着の温泉】
こちらの経営者の本業は木材運送業だそうですが、現在、「公衆風呂」として
使われている男女別内湯は、元々は家族のために造られた浴室だそうです。
 こちらも、ちょっと覗かせて貰いましたが、手作り感の漂うシンプルな造りに、
正面の窓には由布岳が望める抜群の空間で、これで僅か315円ならば、地元
の方々の温泉銭湯として人気なのも良く分かります。
また、20~30台は停められる広い駐車場の意味も良く分かりました。

【コインタイマー式の新鮮なお湯】
家族風呂というか貸切風呂は全11室で、うち3室が岩露天風呂、残り8室が杉
または檜造りの内風呂になっています。
 九州最後の浴室はこちらの露天風呂を選びましたが、コインタイマーに受付
で貰ったコインを入れ、勢いよくお湯が出てくることろを撮ってみました。
 一時間のうち50分はお湯が出続けるそうですが、お湯は一組ごとに入れ替え
られ、その都度掃除もされており、いつも清潔な浴室を楽しむ事ができます。

2011/09/16

立ち寄り湯「大分・湯布院温泉“ぬるかわ温泉”」





今回の九州旅行で、別府からの帰り道に立ち寄った、二つの温泉をご紹介いたします。
 まずは、湯布院温泉と言えば、誰もが高級感漂うお宿を想像するでしょうが、こんな
雰囲気の温泉民宿もあるんですよね。
 ここは金鱗湖へは歩いて1分、アール・デコ・ガラス美術館の向かい側にあるお宿で、
有り余る土地を活用して、むちゃくちゃな建物を造ってしまいました。
 今はやりの家族風呂も5つありましたが、ここの良さは本館のすぐ後ろにある男女別
露天風呂で、このクラシックな雰囲気がたまりません。
しかも、源泉温度63℃、PH8.2のかけ流しの湯を、わずか400円で楽しめるんです。

【新しいスタイルの温泉民宿】
お泊まりは一泊朝食付きというスタイル、料金もリーズナブルで2名一室の場合一人
8,000円程度、2部屋ある露天風呂付き和室でも9,000円という料金設定です。
 部屋は全8室、温泉は家族露天風呂から、家族風呂、男女別露天風呂など9つあり、
宿泊するとたくさんの源泉かけ流しの湯船を楽しめます。
 素泊まりの場合は6,300円で、夕食は近くにある食事処を紹介してくれますが、
街中の温泉民宿ならではの新しい商法ですね。

気軽な一人旅にはお勧めで、お宿のホームページもありますので覗いて見てください。

2011/09/15

太白山の蝶たち「ミドリヒョウモン」♂♀



昨日は久しぶりの太白山自然観察の森でしたが、エナガ・シジュウカラ・コゲラの混群に
一度出会っただけで、この日も野鳥たちは相手をしてくれず、秋の野の花に集まる蝶々
だけが救いでした。
 先に、「メスグロヒョウモン」を登場させましたが、最初に出会ったのはこの子たちで、
雑木林の中でいちゃついておりました。

【ミドリヒョウモン(緑豹紋)の特徴】
「ミドリヒョウモン」はタテハチョウ科・ヒョウモンチョウ族に分類されるチョウの一種で、和名
の通り後翅裏側に黄緑色を帯びているのが特徴です。
 成虫の前翅長は35~40mmほどで、後翅裏側は黄緑色で、外縁と中央に白い縦帯が
走り、後翅のつけ根にも切れこむような縦長の白い紋が2つあります。
 この裏地の模様で類似種のクモガタヒョウモン、ウラギンスジヒョウモン、オオウラギン
スジヒョウモン、メスグロヒョウモンなどと区別できます。
 また上の写真のように、前翅先端に白紋が無いのがオス、下の写真の左の子のように
三角形の白い斑紋があるのがメスです。
 さらに、オスは斑点が少なくそして小さく、前翅中央部には発香鱗条が4本できますが、
メスにはこの横縞はなく、斑点が大きく発達するのが特徴です。

【メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)の♂】
昨日ご説明の通り、ヒョウモンチョウ類の表側は、黄色地に黒条や黒斑が並ぶのが特徴
ですが、上の翅を広げたオスの黒条をやや細く、黒斑をやや小さく、その分やや黄色地を
多くしたのがメスグロヒョウモンのオスなんです。
 裏地はもちろん違うのですが、表面では殆ど区別がつかず、昨日のクロちゃんとこの子
が戯れていたら、同じ種とは思えませんよね。

次回は是非、メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)のツーショットも写真に収めたいものですね。

2011/09/13

今日の名湯「大分・明礬温泉“照湯温泉”」



亀川温泉の「浜田温泉」で、歴史と伝統をしみじみと味わった後は、今回五つ目と
なる別府八湯を目指しますが、坊主地獄を越したカーブのところで、以前ブログで
見た名前の看板を見つけます。
 その名は「照湯温泉」ですが、駐車場でドアを開けた途端、硫黄の香りが一発で
気にいり、今回の明礬温泉は「湯の里」を変更しここに決めました。
 玄関を入ると右側に「殿様の湯」、左側に「姫様の湯」があり、この看板は動かせ
ないので、暖簾で毎日男女交代にしているようです。
 ここもまた、脱衣所と浴室が一緒になった別府スタイルですが、内装はご立派で、
お湯は無色透明、やや硫黄臭があり、白い湯の花も揺らめいています。
そして、もちろん源泉かけ流しの湯で、湯船から四方に溢れ出しておりました。

【明礬温泉“照湯(てるゆ)”物語】
ここは、現在の大分県玖珠町などを領地にしていた森藩が、江戸時代末期に開発
した温泉施設でした。 江戸時代の明礬地区は、明礬の鉱山経営で栄え、平田川
の左岸が幕府直轄領、右側が森藩の飛び地でした。
 そんな位置関係の中で、森藩のお殿様が祓川(春木川の上流)の左岸で温泉の
開発を行ったようで、受付にあった当時の絵を見ると総合的な温泉施設でした。
 しかし、今でいう土石流に飲み込まれた後は復元されず、明治以降は地元専用の
共同浴場として長く利用されてきました。
 現在の温泉施設は2004年に改築され、一般にも開放されるようになりましたが、
造成の際、当時の石畳などの遺構は無くなり、新しいものになってしまいました。
 唯一残されているのが、「殿様の湯」の湯船の周辺の石組で、これは江戸末期の
ものといわれ、別府市の文化財にも指定されています。

2011/09/12

今日の名湯「大分・亀川温泉“浜田温泉”」





別府でも高台に位置する「柴石温泉」から、一直線に海岸に向かって下りると、
JR亀川駅にぶつかりますが、この周辺も別府八湯のひとつ、明治12年開掘
の「亀川温泉」です。
 その亀川駅の傍にあるのが市営の「浜田温泉」ですが、ここでもまた珍しい
ものを見せて貰いました。 現役と退役の“新・旧浜田温泉”が、道路を挟んで
仲良く向かい合っている姿で、旧浜田温泉資料館の美人のお姉さんが、建物
の隅々まで実に丁寧に説明してくれました。 (感謝!感謝!)
上2つが現役で100円の温泉館、そして下2つが退役後の資料館になります。

【浜田温泉資料館について】  (頂いたチラシを転記)
旧浜田温泉は、もともと地元の市営浜田温泉でしたが、向かい側に新しい浜田
温泉が建設されたため、「旧浜田温泉」「新浜田温泉」として区別しています。
 新浜田温泉の建設により旧浜田温泉は将来の復元を視野に入れて、図面を
作成しながら解体されましたが、建設費をすべて負担するという篤志家からの
6500万円の寄付により平成17年1月に着工、同7月に完成しました。
 外部は、当初建設時のとおりに再現し、旧部材を可能な限り使用しました。
内部は浴槽等をそのまま残し資料室とし、一方の浴槽は上部を板張りとして、
自由に利用できるコミュニティーフロアとしました。

◇復元建物概要
   紙面の都合上省略いたします (美人のお姉さん御免なさい!)
◇みどころ
今ではあまり見られなくなった地下式の浴槽や併設されている蒸し湯、更には
装飾を施した唐破風玄関の上に千鳥唐破をのせた重厚な宮造り等、建物全体
が昭和初期の別府の温泉文化を知るうえでの貴重な資料です。

◇個人的な感想
一番下の浴室を見ても、浴槽は男女合わせて「ひょうたん型」になっていたり、
脱衣所は小上がりで手すりが凝っていたりと、昔の方が美意識が素敵でした。
(3.4枚目の小窓を見て分かりますか?、当時の浴室は地下式でした!!)