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2011/01/17

今日の野鳥「いそひよどり」2態



これは16日掲載した、広瀬川「雪景色の中に!」のパート2になります。
 15日(土)の雪景色の鳥見も、折り返し点を越えて宮沢橋に近づいたところで、
堤防の斜面から川を眺めている、“いそひよどり(磯鵯)”のオスに出会います。
 この子に会うのはいつも宮沢橋の袂で、危険を感じると橋げたに飛び移りますが、
今日は橋下のお陰で雪の無いこの場所で、朝の食事に夢中でした。

【この子たちの特徴】
ご覧の通り、オスは頭・背・胸が灰青色で、お腹が赤褐色ですが、メスは褐色の
うろこ状斑でとにかく目立ち、他の鳥と見間違うことはありません。
全長25㎝、形が似ているのでヒヨドリと呼ばれますが、ツグミの仲間なんですよね。
 暖かくなると、「チョッチー!ピィチュリー!」などと、さえずりはとても複雑で
美しい鳴き方を披露してくれます。

【この子たちの習性】
その名の通り、海岸の崖や岩場、海岸に面した市街地のビルなどに営巣します。
 又、川に沿って内陸部に漂行することでも知られており、仙台市内部では広瀬川・
名取川に沿って、市街地にも入り込んでおります。
 五橋の自宅マンションでも、春になるとさえずりが聞こえますが、こちらはメス
で住み分けをしているのでしょうかね。

この後、「エナガ」の集団サーカス、そして「カワセミ」の飛翔を眺めて鳥見を終え、
いつもの喫茶店で暖を取りました。

2011/01/16

今日の野鳥「白鳥のラブシーン」2態



昨日は、荒浜に近い「大沼」の鳥見の記事でしたが、「コハクチョウの井戸端会議」とは、
また違ったシーンもありましたので、「オオハクチョウ」にも登場させましょう。
 実は、岸辺で騒いでいた“おおはくちょう(大白鳥)”のペアも撮っていました。
昨日の「コハクチョウ」に比べると体がやや大きく、くちばしの黄色部が半分より長くて、
斜めに尖っているのが特長です。 (通行人Aの実況放送!)

【シーン1、体で表現】
「もう、本当に好きだよ~!」
「私だって、大好きよ~ん!」
「俺なんか、こ~んなに、好きだぜ~!」
「私だって、こ~んなに、好きなの~!」
「おやおや、もう止まりませんよね!あの二人!」
「アホらしくて、見てられないネ!!」 

(しばらくしてシーン2です、スタート!)

【シーン2、歌で表現】
「おやおや、とうとう歌いだしたよ!この二人!」
「好きならば 好きだと言おう~!」
「誤魔化さず 素直になろう~!!」
「好きならば 好きだと言おう~!」
「胸の内 さらけ出そうよ~~!!」 「ワォ~ン!」
「ワォ~ン!って、ワンコじゃないだろ~!!」

「AKBおやじも、今回は完全に負けました!」(スゴスゴと退散!)      (おしまい)

2011/01/16

今日の野鳥「雪景色の中に!」2態



昨日は朝早くから予定がありましたが、外は久しぶりの銀世界で、車を走らせるのも
多少注意が必要でした。
 仕事から帰り、まだ8時半!!、今日はこの雪景色の中に、野鳥を置いてみたくて、
いつもの広瀬川に繰り出しました。
 まず、愛宕堰を過ぎて飛び出してくれたのが、この“ほおじろ(頬白)”でしたが、何とも
こちらの主旨を理解してくれる「良い子」でした。
今回は、こちらも真面目に、「一人観察会」の鳥合わせでもしてみましょうか!!

【今日の出会い、野原の鳥】 20種

「ほおじろ」、「しじゅうから」、「せぐろせきれい」、「はくせきれい」、「じょうびたき」
「はしぶとがらす」、「とび」、「すずめ」、「ひよどり」、「むくどり」、「かわらひわ」
「しめ」、「うぐいす」、「あおじ」、「つぐみ」、「もず」、「あかはら」、「いそひよどり」
「きじばと」、「えなが」

【今日の出会い、水辺の鳥】 13種

「かわせみ」、「いかるちどり」、「こがも」、「かるがも」、「かいつぶり」、「おなががも」
「ゆりかもめ」、「おおはくちょう」、「きんくろはじろ」、「ほおじろがも(♀)」、「まがも」
「かわあいさ」、「おおばん」

明日は、帰り道に宮沢橋の袂でお相手をしてくれた、久々の“いそひよどり(磯鵯)”です。

2011/01/15

今日の野鳥「白鳥の井戸端会議」2態



昨日は天候も良さそうでしたので、荒浜に近い農業園芸センターとお隣の「大沼」に
鳥見に出かけましたが、それはそれは寒い朝の鳥見でした。
 ここも仙台市内部の「ハクチョウ」の集結地ですが、「オオハクチョウ」のほかに、
「コハクチョウ」も同居しており、その数約400羽の大集団です。
今回は、岸辺に屯していた“こはくちょう(小白鳥)”の群れを狙ってみました。
 「オオハクチョウ」に比べやや小さい程度ですが、くちばしの黄色部が半分より短く、
丸みを帯びているのが特長です。 でも、この形もだいぶ個体差がありますね。

【シーン1、会議は踊る】
「お~い、今日の朝飯はどうする~!」
「日本に来たんだから、ご飯に味噌汁、海苔と生卵かな!」
「おい!、おまえ今、最後に何て言った!」
「まあまあ、冗談だろうよ!」
「俺は、うどんかソバが良いな~!」
「いや、朝は軽くパンとコーヒー、それにハムエッグかな!」
「おっ!、確かさっきもお前だったよな!」

【シーン2、あわや乱闘】
「やっぱりお前は、どうも気に食わね~!」
「お前だって、仕切り役は10年早いわ!」
「何~!、この野郎~!」
「おっ!、やるか~!!」
「そんなことどうでも良いから、早く“田んぼ食堂”へ行こうぜ!」
「そうだそうだ!、もう10時過ぎだぞ!」

意外と、我々人間の世界と同じような、相性と感情のモツレだったりしてネ~!!

2011/01/14

今日の野鳥「ぽっちゃり癒し系」2態



今日の野鳥は、いつもお目にかかる“もず(百舌)”ペアの、女の子の方になります。
 10日の広瀬川では、「おおはくちょう」と「おおばん」の白黒コンビを登場させましたが、
次に登場したのが“もず(百舌)”のメスでした。
オスは1/2「新年のご挨拶」に登場させており、細かいコメント等はすべて省略します。

【いつもながら親爺との会話】 (美しいと言われたいの!の巻)

ナンパ親爺  「あれ~!、何を悩んでるの!」
癒し系の子  「私の人生、これで良いのかな~って!」
ナンパ親爺  「何、どういうこと(?)」
癒し系の子  「可愛い!じゃなく、美しい!って言われたいの!」
ナンパ親爺  「ぽっちゃり癒し系で、可愛いじゃダメなの(?)」
癒し系の子  「…!!」 「食べ物も、野菜や果物、主食は穀物にしないとダメかな~!」
ナンパ親爺  「カエルやトカゲそして昆虫類という、真に肉食系だもんね!」
癒し系の子  「きゃ~ッ!、ゾッとする~!!」

癒し系の子  「親爺の世界の“壇 れい”みたいになりたいの!」
         「宝塚でなくても、芸能界にもデビューしたいの!」
ナンパ親爺  「う~ん!」 「でも、男がいるからもうダメだね!!」
癒し系の子  「んっ …(?)」                            (おしまい)

2011/01/13

歴史秘話ヒストリア「慶長遣欧使節」



昨日は久しぶりの石巻出張!、そして一昨日は「グリコのおまけ」に登場させている、
奥州仙台おもてなし隊「伊達武将隊」の一年延長が決まりました。
 昨年6月にスタートし、今年3月以降どうなるのか分かりませんでしたが、仙台城の
入場者が10%増加し、又、各種イベントへの効果等も評価されたようです。
 そんなこともあり、石巻市にある「サン・ファン館」(宮城県慶長使節船ミュージアム)
に立ち寄ってみました。

【慶長遣欧使節とは(?)】
今から約400年前の1613年(慶長18年)、仙台藩主伊達政宗が、宣教師の派遣と
ノピイスパニア(メキシコ)との直接貿易を求めて、イスパニア(スペイン)国王および
ローマ教皇のもとに派遣した使節です。
 使節に選ばれた支倉常長は、宣教師ルイス・ソテロとともに、仙台藩内で建造された
洋式帆船「サン・ファン・バウティスタ」で太平洋を渡りました。

【2度目、苦難の太平洋往復】
1616年9月、「サン・ファン・バウティスタ」は支倉迎えの使者、横沢将監たちを乗せ
アカプルコに向かいます。 幕府から冷遇された答礼大使サンタ・カタリ―ナや死刑を
免れた宣教師たちを乗船させる一方、交易船という複雑な事情が同居していました。
 2度目の航海は、運悪く嵐に何度も見舞われ、マストは折れ、100名以上の死者を
出し、5ヶ月後カリフォルニアに到着します。

【支倉常長とソテロのその後】
伊達政宗に帰国報告をした支倉常長の、その後を伝える資料は殆ど残っていません。
 出港から7年後で、時はすでにキリシタン弾圧の時代!、支倉は失意の中で2年後
に病没しますが、長男の勘三郎常頼が弟と召使いたちのキリシタン嫌疑に関連して、
斬罪にあったことが伝わっており、歴史の闇に葬られたように感じます。
 宣教師ソテロは、伝道のため1622年再度日本に潜入しますが、すぐに捕らえられ、
2年後の1624年、放虎原(長崎県大村市)で火刑に処せられ殉教を遂げます。

2011/01/11

今日の野鳥「おおばん」2態



昨日の広瀬川の鳥見は、今年一番の冷え込みでしたが、愛宕堰の「かわせみ」から始まり、
一気に数を増した「おおはくちょう」まで、寒い中でも楽しい時間でした。
 そんな中で、いつもは川岸で泳いでいる“おおばん(大鷭)”が、陸の上にあがって
草を啄ばんでおり、ちょっと被写体になってもらいました。

全長約40㎝の大型のクイナの仲間で、全身が黒く、くちばしと額の白色が目立ちます。
 主に本州中部以北で繁殖するようですが、九州や本州南部でも少数が繁殖しています。
でも、ここ広瀬川では冬場以外に見かけることはなく、今ここで暮らす四羽も、北方から
冬を乗り切るために移動してきたと思われます。

ついも眺めていると、足指の両側に葉状の水かきがあり、これで水面を泳ぎ回ったり、
時々は潜水して水草や水生昆虫を食べております。
 今日は肌寒いですが、日差しが心地よいのか、二羽が陸に上がってのどかな姿を見せ、
もう二羽はいつものように、近くの水辺でウロウロしていました。

2011/01/10

NHKスペシャル「最後の楽園」仙台版



今日7:30から、NHKスペシャル「最後の楽園」が始まりました。
 ナビゲーターは、龍馬伝の福山雅治!マダガスカルの生き物たちとの世界でした。
特に「キツネザル」の観察では、野性の世界にも以心伝心!が通用すると言う、何とも
微笑ましい人と生き物たちの関係でした。

【生き物たちの人口減少】
さて、ここ広瀬川には「オオハクチョウ」が住み着いており、今日の人口は15羽!!
実は、今季最多の数となりました。
 でも、この子たちの将来を、人間はどのくらい真剣に考えているのでしょうか。
人間たちはただ餌をばら撒いて、ペット感覚でしかこの子たちを見ておりません。

【人口減少と負の連鎖とは】
まずは、野鳥を始めとした自然界の生き物たちが、凄い速さで減少しています。
 もちろん、もっと賢い人間たちの世界では、子どもをつくった結果の±を、DNAに
織り込み済みなのかも知れませんね。
今の難しい時代の「育児」は、母性と生物の心の葛藤!そのものでしょうからネ~!!

今日は、「アルマジロ」・「オオアリクイ」・「ハキリアリ」の独特な生の世界でした。
最後は「光る、アリ塚」でしたが、次週は「飛べない鳥たち」の興味深い世界です。

2011/01/10

立ち寄り湯「宮城・秋保温泉“ホテルきよ水”」



さて、昨日は日帰り入浴専門の施設「ホテルきよ水」の別館となる「せせらぎ」を紹介
しましたが、今日はホテル本館のご紹介です。
 上の写真は、やや高台になる「せせらぎ」から撮ったものですが、左端から別館と
同じ色の渡り廊下が続いているのが見えますでしょうか。
余計な物は別館のロッカールームに入れたまま、さあ!本館浴場に移動しましょう!!

【広々とした敷地に建つ後発施設】
秋保温泉街から少し離れた山あい、天守閣自然公園「市太郎の湯」のもう少し先に、
この大きな建物と看板が見えてきます。
 そのため広々とした敷地が売り物で、さらに客室は全室名取川に面しております。
ご覧の通り、正面玄関側でありながら、何故か窓が少ないのはそのためです。
 ここで贅沢に時を過ごすなら、中庭や露天風呂付きの離れ「清流庵」がありますが、
私には高嶺の花で、渡り廊下から横目に眺めながら通り過ぎました。

【名取川沿いの露天風呂】
建物の正面玄関は2階部分で、大浴場と露天風呂はもう1階下りることになります。
 ここも川に面しており、露天風呂から眺める冬の木々、そして眼下には名取川!!
のんびりと四季の風情を感じる湯浴みでした。 (極楽!極楽!)

と思っていたのは僅か30分、そう言えば今日は日曜日でしたネ~!!
 間もなく飛び込んできたのは、チビッコギャング10名!、バイブラは遊び道具!!
露天風呂もプールと化し、爺々は別館に戻りましたとさ!! (おしまい!)

2011/01/09

立ち寄り湯「宮城・秋保温泉“せせらぎ”」



正月を過ぎて9日目にもなると、温泉バカの活力の素が切れ、禁断症状が出てきました。
 そこで、今日の立ち寄り湯は秋保温泉「ホテルきよ水」の別館となる「せせらぎ」!!
秋保温泉の日帰り入浴専門の施設は、以前にご紹介した“共同浴場”と“市太郎の湯”、
そしてここ「せせらぎ」の3ヶ所となります。

【秋保温泉で一番新しい施設】
本館が出来たのが平成10年、別館が平成15年と、秋保温泉では一番新しいというか、
最後発の温泉施設ですが、日帰り専用施設にも後発なりの工夫が施されています。
 まずは露天風呂にしつらえたかまくら型の洞窟は、雨や雪を凌ぐ屋根代わりになり、
ここに納まって周囲を眺めるのも一興です。
又、内風呂には間歇泉を思わせる工夫があり、定期的にボコボコとお湯が噴き出します。
ただし、入浴料金が大人1,330円と、秋保温泉でトップクラスの料金設定なんです。

【高いには高いなりの理由が】
日帰り入浴施設は10:00から21:00までと時間が長く、ゆったりと過ごすには使い
勝手が良いかもしれません。
 又、11:00から14:00までは、渡り廊下から本館に移動し、こちらの浴場も利用
可能なので、大好きなバイブラやサウナが楽しめます。
 本館オープンの11時には3名だったお客も、11時半を過ぎると一気に20名弱に
膨れ上がり、日曜で子どもたちも多かったので、またまた別館に移動しました。

ちなみに、本館浴場の清掃時間は10:00~11:00、その間は入浴出来ないんです。

2011/01/08

今日の野鳥「しろはら」2態



新年4~5日の挨拶回りをご紹介してまいりましたが、私の担当エリアは広瀬川そして
太白山の他に、青葉山公園というのもあります。
 4日の日は広瀬川の前に青葉山公園も覗いておりますので、そこで相手をしてくれた
“しろはら(白腹)”を登場させましょう。
以前、腹黒おやじを登場させておりますが、こちらは本物で正真正銘の白腹です。

【この鳥の習性は?】
冬鳥として全国に渡来し、積雪の少ない地方で越冬するので、仙台でも良く見かけます。
 ただし、主に暗い林や笹藪などの茂みで活動しますので、「あかはら」同様じっくり観察
する機会の少ない冬鳥ですね。
 普段は地上で昆虫などを捕えておりますが、珍しくこの日は、残り少なくなった柿の木に、
「ひよどり」や「つぐみ」と一緒に混じっておりました。
私が近づくと、「クワッ、クワッ」と鳴いてすぐ茂みに逃げ込む、いつもは可愛くない鳥です。

【人を恐れる鳥たち】
この鳥は全長24㎝、他のツグミ類とほぼ同じ大きさで、昨日紹介したカラ類の倍ですね。
 日本には、渡り鳥をカスミ網などで捕えて食べるという習慣が、昭和の初めぐらいまで
続いていたようです。
 この子たちのDNAには、「日本人を見たら鳥喰い人種と思え!」と刷り込まれている
のかも知れませんネ!! 本当にツグミ類は良く逃げます!!

2011/01/06

新春の野鳥「べにましこ」ペア



サンデ―毎日勤務・仙台駐在の御用始めシリーズも、やや飽きてきましたネ~!!
今回を最後にして、第3弾は「べにましこ」のペアにしましょうか。
 「こげら」の次は「かわらひわ」「もずの♀」と続きましたが、宮沢橋を越えて、
愛宕橋に近づいたところで、“べにましこ(紅猿子)”の囀りが聞こえます。
 こちらも、今日は珍しく堤防沿いの雑草地を移動中で、しかも仲良くペアでした。
昨年末から、激減したのがこの子たちで、この界隈では殆ど見なくなりました。

【女の子らしいオス】
こちらは、いつも追いかけているのに、藪や茂みでコソコソしているオスです。
 北海道と青森県の下北半島では繁殖もするようですが、本州以南では冬鳥として
渡来する、可愛い目と顔の子たちです。
名前は、このオスの顔立ちと羽毛が赤いことからきているのでしょうね。

【男の子らしいメス】
こちらは、追いかけてもいないのに、オイデオイデ!までしてくれるメスです。
 今日も木のてっぺんに上り、こちらに愛嬌を示してくれますが、残念ながら
オスに比べると色合いが地味なんですよね。
冬の鳥見では、赤い鳥を探すのも楽しみでしたが、今季は寂しい広瀬川河畔です。

野鳥の世界も人間同様、女性の力が強くなりましたネ~!!(新春シリーズ終了!)

2011/01/05

新春歴史ロマン「姫たちの戦国・おまけ」



1月3日に、NHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」を取上げ、宮城県白石市にも、
別の三姉妹の「姫たちの戦国」があった事を紹介しました。
 そして、その姫たちの父親は、「日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)」と称えられ、
大阪夏の陣で戦死した真田幸村でした。
 前の投稿記事をご覧で無い方のために、前段6行を入れさせていただき、後段の6行は、
現代によみがえった、片倉重綱と阿梅(おうめ)夫婦をご紹介します。

【真田幸村の子どもたち】
大阪落城とともに滅亡したと思われていた真田幸村の血脈 … !!
 しかし、幸村の子どもたち4人は戦火をかいくぐり、敵である徳川方の伊達家の重臣、
片倉重綱(小十郎の嫡男)に託され、白石城二の丸で密かに育てられました。
 その4人の内「おかね・阿菖蒲・阿梅(おうめ)」の三姉妹、三女の阿梅(おうめ)は、
成長して重綱の後妻となっており、阿菖蒲(あしょうぶ)は伊達家家臣・田村定広に嫁ぎ、
おかねは早逝しています。

【片倉重綱と阿梅(おうめ)】
これは11月27日、仙台城で活躍する「伊達武将隊」と、白石城の「奥州片倉組」の
合同演武の際のスナップですが、中央の派手なのが総合司会の「支倉常長」です。
 彼の左側が「伊達武将隊」右側が「奥州片倉組」ですが、どちらにも政宗がいます。
その右側の政宗の隣りが片倉小十郎、そして白い陣羽織が嫡男の片倉重綱です。
 そして、「奥州片倉組」の司会を務めるのが、可愛い阿梅(おうめ)ちゃんでした。
それにしても、幸せそうで、良かった!良かった! (おまけの部、おしまい!)

ご参考:奥州仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の記事はこちらをご覧ください!!
http://blogs.yahoo.co.jp/hitounimegumare/20578127.html

2011/01/05

新春の野鳥「こげら」2態



サンデ―毎日勤務・仙台駐在の御用始め第2弾は、「いそひよどり♂」のはずでしたが、
残念ながらくちばしが枝かぶり、顔に枝の影がかかり新春向きではありません。
 そこでご登場は、三番目にお相手いただいた“こげら(小啄木鳥)”君です。
全長15㎝と国内のキツツキでは最小で、全国に留鳥として分布し、今のような冬場は
「シジュウカラ」や「エナガ」と混群をつくって行動します。

【元気に勢力拡大のコゲラ】
他の野鳥たちの減少が心配される中で、この子たちは実にお元気です。
 東京時代も緑地や公園への進出が目立ち、まとまった緑のあるところではギィー!の
鳴き声と、その姿を良く見かけました。
 広瀬川でも樹木が大量に伐採されましたが、枯れ草の茎をつついており、昆虫・幼虫・
クモなどを食べているようです。

【コゲラ君!その訳は(?)】
この子たちは、見た目は♂♀変わりません。 実はそんな鳥たちも多いんです。
 でもオスの後ろ頭の両側に、橙赤色の小斑がありますが、野外で観察している時に、
確認することはちょっと難しいですね。
 「今回は新春大サービス!! 僕の後ろ頭を見せてあげるよ!!」
「ねっ!両側に小さな赤いポチがあるでしょう!! 見たら皆さんもポチ☆をつけてね。」

(今回の下の写真は、圧縮をいつもの半分にしました! 拡大してご覧ください!)