今日の野鳥「渦巻き食堂のお客様」2態
昨日ご披露いたしました、“柿の木食堂”のアオゲラとしばらく遊んでもらった後は、
加瀬沼を覗きましたが、新顔の水鳥は見つけられません。
ただし、一時姿を消してしまった“ハシビロガモ(嘴広鴨)”が一気に増えており、
こんな面白いシーンを見せてくれました。
ちなみのこの子たちのド・アップは、12/12「どついたろか」3回シリーズの最終回
に登場させております。
【井戸端会議ではありません】
この子たちの一番の特徴は、くちばしの先がスプーン形で、極端に広くてその名前が
付いておりますが、これを水面につけて水を吸い上げ、主に動・植物プランクトンを、
濾し取って食べております。 くちばしの両脇にはフィルターが付いています。
写真の群れは、すべて“ハシビロガモ(嘴広鴨)”で、白い胸と栗褐色の脇が♂!!
全身が茶色なのが♀です。
【渦巻き食堂の意味は何~に】
この子たちは、群れで円を描いて泳ぎ、渦巻きの中央に動・植物プランクトンを集めて
採餌という、他のカモには見られない光景を見せてくれます。
しかも、しばらく眺めていると、その渦はどんどん大きくなっていきます。
でも、だれが最初に、渦巻きにすると有機物が集まることを発見したのか(?)、
野鳥の世界にも賢い子がいるんですよね。
さて、明日で2010年も終わりとなりますが、最終日はブログはお休みいたします。
ご訪問いただいている皆々様にとって、来年も良い年となりますように!!