今日の名湯「宮城・中山平温泉“琢ひで”」
一昨日、鳴子峡の紅葉狩り後の立ち寄り湯は、すぐ先にある中山平温泉でした。
どこも個性的な泉質とお宿ですが、妻と一緒の際はやや小奇麗な旅館が必要で、
「名湯 うなぎ湯の宿“琢ひで”」にお世話になりました。
ここは、化粧水のようにとろりとした肌触りが特徴で、美しい肌作りの湯として
女性に喜ばれているようですが、私を含め男性ファンも大勢おります。
【中山平温泉の魅力は(?)】
ここは鳴子温泉郷で最も上流部に位置し、温泉郷で最も湯量が豊富というとおり、
随所で白い湯けむりを見ることができます。
泉質の多さも鳴子の例にもれず、又10数軒のお宿もそれぞれに特徴があり、
和風観光旅館、自炊湯治専門、一泊朝食の宿などなど、それぞれが個性的です。
平成17年には共同浴場「しんとろの湯」もできて、賑わいを見せております。
【“琢ひで”は大衆化路線(?)】
日本秘湯を守る会に登録されているこの旅館は、開業が平成3年と新しいですが、
女将が幼少の頃、ここの温泉地で病を治した体験から、長年の夢だった旅館を開業
したと、何かの本か対談で読んだ記憶があります。
最初は山荘という名が付いており、次に高級割烹旅館の雰囲気となり、今は
施設をポコポコ建てて高級感は薄れ、さて!次はどこに向かうのでしょうか。
上の写真は、旅館の裏側にある日帰り入浴客の入り口、下の写真は沢山ある湯船
のひとつ、「鶴亀の湯」の男性用、女性用の方が岩風呂で立派なんです。