展望の姫神山と花の八幡平②
6月26~27開催日の、地元Ua社山岳愛好会企画の山歩きも二日目となりましたが、
前日のアクシデントもあり、予定を変更し八幡平から茶臼岳の逆コースとなりました。
でも、山歩きの初心者にとっては、それがどれほどの意味を持つのか、最後の最後、
茶臼岳から下山するコースで、初めて実感いたしました。
心配していた雨も、昼食時の茶臼山荘でパラパラ程度、天気にも恵まれた二日間でした。
【緑の樹海に秘めた湖沼】
八幡平駐車場から登山口に入り、「鏡沼」「メガネ沼」を眺めながら山頂を目指しますが、
まもなく名前の通り、平らな頂上にある展望台が見えてきました。
その後、「ガマ沼」「八幡沼」を見下ろす眺望を楽しみましたが、周辺の山々も含めた、
雄大な山岳風景が楽しめました。 (これで青空ならとは贅沢な注文です!)
上の写真が「鏡沼」面白い残雪の解け方で、下の写真が「八幡沼」、こちらは名前の通り、
アオモリトドマツの原生林に囲まれた雄大なスケールです。
【高層湿地での花あそび】
この「八幡沼」の周辺が湿原のお花畑で、「ワタスゲ」「ヒナザクラ」「イワイチョウ」など、
高山の花々が出迎えてくれました。
ここから茶臼岳方面に約1時間、第二の湿地“黒谷地湿原”には“地塘”も沢山あり、
未だにあちこちに雪も残り、「ミズバショウ」とは良い取り合わせでした。
湿原の花だけをご紹介しましたが、登山口では「ハクサンチドリの白花」「キヌガサソウ」、
そして途中「サンカヨウ」「イワカガミ」「ヒメシャクナゲ」「シラネアオイ」などなど。
今回は花の写真は省略しますので、山好きの方は“より美しい想像の世界”でお楽しみください。