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2010/02/25

今日の野鳥「るりびたき」の「んッ!」



今日でMyブログを立ち上げ一ヶ月、投稿記事も徐々に増えてきたので、
今後は「野鳥」「温泉」「自然」のカテゴリーに分けて管理しようと思います。
などと言い訳をしながら、昨日の野鳥のご紹介となります。

昨日は本当に小春日和のポカポカ陽気、ここ太白山の鳥たちも賑やかで、
けっこう色んな野鳥の囀りが聞こえてきました。
 まずは、ヨシの湿地「かけす」の「ギャー!」でスタートしますが、
冬鳥ではまず、最近「みやまほおじろ」の姿が消えたようです。

「べにましこ」「るりびたき」もめっきり会わなくなっており、
この子たちももうすぐ終わりと思い、観察センターに戻る途中、
反対側の「ヨシの湿地」から「くわがたの森」に登ってくるAさんが、
「るりびたき」のオスを私の方に追い込んでくれました。
 真横5メートルの枝に止まったこの子の、「んッ!」の表情が面白く、
「今日の野鳥」ならぬ「昨日の野鳥」でご登場です。

2010/02/25

今日の秘湯「道南・臼別温泉&平田内温泉」



さてさて、「今日の野鳥」はちょっと自宅を出れば、投稿記事のひとつやふたつ!!
何の造作もないことですが、「今日の秘湯」はそうはまいりません。
 3月予定の九州と東北の旅までの繋ぎとして、道南の旅パート2をご紹介です。
前回「道南・二股らぢうむ温泉」には、沢山のコメントを頂戴しましたが、函館発で
最初に訪れた場所が、ここ「臼別温泉」と「平田内温泉」でした。

①「臼別温泉・寸志の湯」(上の写真)
北海道時代、道東の「二股らぢうむ温泉」と共に訪れ感激した場所が、「奥美利河
温泉」そしてここ「臼別温泉」の絶品のお湯でした。
 当時、お宿はお世辞にも綺麗とは言えませんでしたが、心温まる老夫婦の営む
一軒宿には、香り豊かな内湯と、八角形の露天風呂がありました。
 そして、客は私一人で恐縮していると、「客なんかいんね、あんた一人で十分!」
という、ご主人の言葉と笑顔がありました。
 その後閉鎖したこの温泉は、地元の強い希望で「日帰り寸志の湯」として復活しま
したが、後から入ってきた客の会話は、何と!近所に出没するヒグマの話でした。

②「平田内温泉・熊の湯」(下の写真)
ここは以前から知っていたのですが、北海道時代通り過ぎた「垂涎!無料の湯」で、
「羅臼温泉」の熊の湯を入っているだけに、今回外すことのできない場所でした。
 お泊まりは、お隣り「貝取間温泉・あわび山荘」とイマイチでしたが、ここは
クマ除けの鈴をつけて訪れる、北海道らしいワイルドな野湯でした。
ブログなど考えていない時期、人間だらけのスナップの中で共に貴重な一枚でした。

2010/02/22

今日の野鳥「みそさざい」2態



今日の野鳥といいながら、実は昨日の野鳥です。(昨日はガックリ来て投稿休日!)
 さて、昨日はお休み、かつ仙台は久々の晴天で、太白山自然観察センター
の観察路、そして佐保山林道の冬鳥たちと会いに行きました。

駐車場でまずKさん(この方は野鳥観察とカメラ技術の師匠です)と出会い、
しばらく鳥見をご一緒しましたが、今日は冬鳥との出会いがありません。
 唯一、シャッターが切れた被写体が、「笊川」そして「ヨシの湿地」に、
二度飛び出してくれた「みそさざい」です。
本命「るりびたき」のルリ子ちゃんは、最後まで出てきませんでした。

ヨシの湿地に二人でいた時に、観察路を下ってきたAさんとも出会いますが、
こちらも今日の獲物はないようです。
 なお、Aさんも私の師匠で、「太白山の花」というホームページを持ち、
そこには花だけではなく、太白山のあらゆる動植物が紹介されていましたので、
このエリアの新参者としては、大いに参考にさせていただきました。
昨日投稿しなかったこの子にお詫びし、あらためて可愛い尻尾のご紹介です。

2010/02/15

今日の秘湯「大分・寒の地獄温泉」



九州の秘湯巡りまであと半月、昨年の春は長崎・小浜温泉、秋は大分・筋湯温泉
を起点とした旅でしたが、今度の3月はお久しぶりの鹿児島・妙見温泉です。
そして犬飼滝のすぐ前にあった野湯、懐かしい「和気湯」も待っているはずです。

こころは既に九州へ!、ということで前回の立ち寄り湯をひとつご紹介です。
 ぬるめの湯を売り物にしている温泉は、全国にも東北にも数々ありますが、
これほど冷たさを売り物にしているお宿も極めて稀で、我々が訪問した10月も、
すでにシーズンオフ(7~9月限定)でした。
 さてさて、山間にポツン建つ一軒宿は、約10年前に改築されておりましたが、
相変わらずの木のぬくもりと、ご夫婦の優しさは不変のお宿でした。

我々が入ったのは、切石風呂にあふれる温めた湯と、源泉に近いぬる湯でしたが、
写真の冷泉は更に低い14℃、毎分2トンもの“湯?”(冷水?)を噴き続けており、
男女混合、水着で入る「我慢の湯」です。
 正面には神棚、ふたつの浴槽の境には「冷泉行進曲」が、何と5番までありました。
お隣りに二つあった、ドラム缶のストーブで50℃に温められた部屋に飛び込むため、
ひたすら神に祈り・歌を歌い、ウキウキ・ワクワクの光景が目に浮かびます。

2010/02/12

今日の秘湯「追分温泉“峠の湯”」



さてさて、今日は仕事で久々の石巻へ!!
 ひと仕事の後は、懐かしい「追分温泉」を目指して、石巻中心部から北上川を上り、
昔々金鉱山のあった大峯山の麓、峠道にある一軒宿を目指しました。

このお宿のキャッチフレーズが実に好きなんです。
「新幹線の世の中で、心はいつも各駅停車でいたい」、館主の思いでしょうか!!
 さて、昔から仙台から北上する海岸ラインに温泉はなく、あっても「冷鉱泉」が主で
したが、ここもそんなランプの湯治場として、開業して60年を迎えようとしています。
 ただし、今日もお宿の定員100名はほぼ満杯、夜には10名を越える宴会が3組も
控えているようで、今時珍しいお元気な「秘湯」といえます。

そして、ここの不思議なところは、どこにも「温泉分析書」が掲げられていないこと。
「冷鉱泉」も立派な温泉のはずですから、何かが不足しているのかもしれません。
 でも、300円で珍しいカヤの木の湯船につかり、身も心もホットに寛げれば、
温泉成分がどうのこうの!はヤボと言うものでしょう。
 そうでなければ、長年地元の人たちに愛され、平日に全館満室となるお宿など、
最近は見たことはありません。
写真は上が本館で、下が浴室棟の風景  「心遣いに感謝、峠の湯!追分温泉!」 

2010/02/12

今日の秘湯「道南・二股らぢうむ温泉」



札幌勤務時代、そのワイルドで歴史的な古い建物と石灰華ドーム、そして、
「きたきつね」とお友達の女将さんに心ひかれ、何度か訪れたお宿が
ここ「二股らぢうむ温泉」でした。
 その後、東京の消費者金融会社に買い取られ、建物も全面改築という噂
を聞いてはおりましたが、昨年秋、怖いもの見たさに覗いてみました。
 温泉に含まれている炭酸カルシウムが沈殿した塊の温泉ドームですが、
今の建物では半分以上が隠れて、上から望むあの景観はイマイチです。
 でも、露天風呂は当時とほぼ同じ位置にあり、石灰華ドームを眺めながら
四季を楽しめば、ストレスも吹き飛んでしまいます。
できればもう少し、前の経営者の美的センスを引き継いでほしかったネ~!

当時、札幌に暮らすご主人と離れて、お宿を切盛りされていた女将さんは、
今はお二人仲良く札幌でお暮らしでしょうか。
 ここのお土産に、温泉成分の炭酸カルシウムの作品たちがありました。
ガラス瓶を一ヶ月もお湯に浸していると、鍾乳洞が作られるのと同様に、
瓶の両面にびっしりと結晶が固まってしまいます。
面白がっていたら、一個持っていけとくれたお土産は今では私の宝物です。