立ち寄り湯「夜明温泉“夜明薬湯温泉”」
先月末の九州の湯めぐりは、最後の〆の湯を残したまま、東北の秋シリーズに
突入してしまいました。
そろそろ、先月の写真はマイピクチャーからハードディスクに移動させる時期が
来ており、その前に10番目のお湯をご紹介いたしましょう。
大分県と福岡県の県境、JR夜明駅から徒歩5分程度の場所にあり、JRの車窓
から見える夜明温泉はすでに廃業となった施設です。
こちらは漢方薬を入れた薬湯がウリで、逆に温泉としての認知度は低かったの
ですが、次第に湯の良さが知られるようになり、九州温泉道「八十八湯めぐり」
の施設にもなっています。
写真の浴室の一番奥にある、自噴する湯口付近は微小な泡が舞って白濁して
おり、飲泉も可能な優れモノのお湯です。
この日は長湯温泉「郷の湯旅館」、七里田温泉「下ん湯」とパンチの利いた湯
の連続でしたので、何ともやわらかな肌触りの湯浴みでした。
これで船小屋温泉「すずめの湯」から始まる、九州の10の湯めぐりは完結です。