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2022/08/07

今日の名湯「山鹿温泉と灯籠まつり」

今年は全国的に夏祭りが復活しますが、九州では熊本の「山鹿温泉と灯籠まつり」が、何とも懐かしい思い出です。 (でも、今年も3年連続の中止となり、神事のみの開催とか!!)
 この画像は2010年、私が入りたかった共同浴場「さくら湯」は改築工事中で、建物の向かいにあった広場の「あし湯」で我慢をした画像です。
 でも、その奥にあった古風な建物は、なんと元・安田銀行(富士銀行の前身)山鹿支店で、その折には「山鹿灯籠民芸館」として活躍中でした。

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それから3年後に訪れたのが、復活した共同浴場「さくら湯」ですが、江戸期の建築様式を色濃く残す、圧倒的なスケールの大浴場でした。

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そして、お殿様の湯「御前の湯」は大理石の逸品、頭上を見上げると藩のお抱え絵師が描いたという双龍の絵が掲げてあることから、のちに「龍の湯」と呼ばれるようになったそうです。

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2014/06/19

今日の名湯「旅の〆は“奴留湯温泉共同浴場”」





今回の湯めぐりの最終日はここを含めて三ヶ所でしたが、この前の二ヶ所は
完全に滑ってしまいました。
 やはり地元の人たちがお勧めサインを出さない場所は、それなりの理由が
ありそうですね。
 そんな失意の中訪れたのが、北里の集落にある「奴留湯温泉共同浴場」で、
38℃の硫黄泉は入浴料200円、いつまでも浸かっていたい“ぬる湯”です。
 地元の人たちに言わせると、昔は、もっとプクプク!出ていたという足元湯、
体に纏わりつく炭酸の泡々、さらに上品な硫黄の香り、そして源泉かけ流しと
四拍子揃った絶品の共同湯です。

  1)、 やってきました我が愛すべき「奴留湯温泉」
  2)、 共同浴場の裏の駐車場に車を止めて
  3)、 この静かなかけ流しの風景が素敵です
  4)、 透明の生まれたての湯は湯底も分かります

【「奴留湯温泉」の由来】  (浴室内の説明書きを転載)
その昔お殿様が北里においでになる時、奴さんたちは、ぬるい湯に長く入り、
旅の疲れをいやした場所で、奴さんを留めたところから「奴留湯」と言われる
ようになったそうです。

2014/06/17

今日の名湯「奥満願寺温泉“藤もと”」







今回の旅で選んだ湯宿は「山川温泉“小杉庵”」でしたが、このお宿と一泊ずつ
にすれば良かったと後悔したのが、「奥満願寺温泉“藤もと”」でした。
 とにかく、その雰囲気をこの写真で感じていただければ、温泉好きの皆様にも
ご賛同いただけるのではないかと!!

   1)、 旅情をかきたてる湯宿「藤もと」の全景
   2)、 玄関までのアプローチも趣がありました
   3)、 大浴場を出ると、上下二槽の檜露天風呂
   4)、 川の畔には丸い岩露天風呂
   5)、 こちらは切石の四角い露天風呂
   6)、 湯上りの喫煙スペースまでが素敵でした

これで日帰り入浴の料金が500円とは申し訳ございません。 感謝感謝!!
 (ただし、土日・祝日限定の日帰り入浴だったようです!!)

さてさて、このままではMyブログの鳥好きさんから見放されますので、明日は
久々にサンコウチョウ「三太郎」くんの、入浴シーンでも載せましょうかネ!!

2014/06/16

今日の名湯「山川温泉“山川温泉共同浴場”」





山川集落の共同浴場は、先に「ほたるの里温泉」を紹介しましたが、北里川を
少しのぼり静かな集落に入ると、正真正銘の「山川温泉共同浴場」があります。
 入浴料は300円、無色透明のお湯ですが泉質は硫化水素泉、硫黄の香りが
する源泉がかけ流され、飲泉もできる嬉しいお湯でした。

   1)、 まずは山川公民館の駐車場に車を止めて
   2)、 やってきました「山川温泉共同浴場」
   3)、 この源泉かけ流しの光景がステキです
   4)、 日中のため独り占めの珠玉の湯でした、感謝

ここが二日目最後の立ち寄り湯でしたが、明日はその前に訪れた絶品の湯宿
「奥満願寺温泉“藤もと”」を紹介します。

2014/06/14

立ち寄り湯「ほたるの里温泉“ほたる湯”」





ここは「ホタル祭り(6/8)」の会場となる共同浴場「ほたる湯」周辺で、今回の
旅の宿“小杉庵”から歩いて10分弱の所にあります。
 祭りの前夜に訪れましたが、夜の撮影は手持ちのため(ウデも)ブレブレです
が、その雰囲気だけでも味わって頂こうかと!!
 2枚目からが温泉のスナップで、ここは数年前の集中豪雨で建物が流されて、
最近改めて建て替えられたそうです。
 泉質は含硫黄-カルシウム-ナトリウム-(硫化水素型)、泉温は44.2度、
浴室に入ると微かに硫黄の香りが漂う、何とも上品でやわらかいお湯でした。

   1)、 右側に三本の糸くずのような光、中央の建物の左下にも二つの光
       (それがホタルの輝きですが、画面はやや大きくなります)
   2)、 翌朝の「ほたるの里温泉“ほたる湯”」全景です
   3)、 浴室は男女別内湯が一つずつとシンプルでした
   4)、 近くには、お祭りを知らせる幟がはためいておりました

温泉がこれで5連続、明日は松嶋奈々子のCM「お~い、お茶!」にしようかと。

2014/06/13

今回の湯宿「山川温泉“小杉庵”」







熊本県小国町、湧蓋(わいた)山麓にある「わいた温泉郷」は、麻生釣・鈴ヶ森
・地獄谷・岳の湯・はげの湯、そしてここ山川温泉で構成されています。
 今回の湯めぐりで選んだお宿は「山川温泉“小杉庵”」ですが、二連泊して
初日はホタル狩り、二日目からは観光と湯めぐりを楽しみました。
 さて、ここは全8室の小さな湯宿ですが、お風呂は5ヶ所あり、それぞれ趣の
異なった源泉かけ流し浴室は、24時間全て貸切で利用できます。

   1)、 湯宿「小杉庵」の入り口
   2)、 さて、部屋を出て湯めぐり開始
   3)、 湯めぐりの小路と湯小屋群
   4)、 ここは「せせらぎの湯」(岩露天風呂)
   5)、 こちらは大きめの「露天風呂」
   6)、 露天から眺めるのどかな風景

自然豊かな場所に佇むこのお宿は、4,500坪の広大な敷地を風景の一部と
して使っており、体と共に心も洗われた三日間でした。 (感謝!!感謝!!)

2014/06/12

今日の秘湯「寺尾野温泉“共同浴場 薬師湯”」





熊本県小国町の寺尾野集落にひっそりと佇む珠玉の共同浴場、それがここ
「寺尾野温泉“共同浴場 薬師湯”」です。
 山間の小集落のため道しるべも無く、集落への入り口も分かりづらいの
ですが、国土地理院の地形図にも温泉マークが描かれているので、カーナビ
搭載の車なら、地図を見ながら見当をつけるのが一番です。
 (ただし、寺尾野でも、温泉名でも検索は不可能でした!!)
 3~4軒の集落の、ある農家の庭先を通り過ぎると、その先にはコンクリート
が打ちっ放しのご立派な小道、その先に「秘湯中の秘湯」が隠れていました。

   1)、 廃屋の先に湯小屋らしき建物発見!!
   2)、 建物を回り込むと別の小道もありました
   3)、 入り口にはご立派な「薬師湯」の看板
   4)、 こちらは女湯、男女の境にはお薬師様

ここは、集落4軒の持ち物だそうで、現在は更に2軒の村人を加え、6軒持ち
回りで週に3回掃除をしているとか、実にキレイに管理された浴室でした。

一般客の入浴料はなんと100円、感激して500円玉を追加で入れましたが、
頭上からお薬師様が見ていたようです。
 帰りの仙台行きPM5時前後の便は、ANA・JAL共に濃霧のため欠航!!
ただし、私が予約した7時15分発は無事フライトいたしました。  (感謝!!)