恐山から北に10kmほど行くと、大畑川に沿った薬研渓谷の各所で湧いているのが、ここ薬研温泉と奥薬研の野湯です。
温泉の歴史は古く、豊臣方の落ち武者によって発見されたといわれ、川原の岩の湯壺が漢方薬をすり潰す薬研に似ていることから、その名が付けられたと言われております。
私が仙台に戻った13年前には、大型のホテルと3軒のお宿が並んでおりましたが、今ではここ「薬研荘」だけが湯宿を営んでおります。
でも、こちらも超優れものの湯宿で、今が旬のキノコづくしと川魚料理、そして大好物の行者ニンニクと、一泊二食10,000円のおもてなしの宿でした。 感謝!!感謝!!



温泉バカの記事ですのでお風呂も登場させますが、極めてシンプルな家庭風呂の雰囲気です。
風呂は男女別になっていますが、空いていればどちらも貸切使用、これも又シンプルですね。



いつもながら湯宿の朝は早く、食事前にはお宿の周辺の早朝散歩でしたが、これから訪れる薬研渓流の紅葉に心躍るひと時でした。




なお、このお宿ももうすぐ冬の眠りにつきます、来春も又、キレイに掃除をしてもらって、いつまでも元気に働こうネ~!!