日本昔ばなし「三階滝と不動滝」「うなぎとかにの伝説」
蔵王連峰の麓を流れる川に、「三階滝」と「不動滝」と呼ばれる滝があります。 昔々、その「三階滝」に大きなモクゾウガ二が住んでいました。
大ガニは、滝つぼが窮屈になり、近くの「不動滝」の滝つぼに行きました。 でも、そこにはすでに、大ウナギが住んでいたのです。
大ガニは、大ウナギに挑戦状を突きつけ、「不動滝」の滝つぼをかけて戦いを挑みました。 年老いていた大ウナギは、戦いに負け大ガニに体を三つに切られ、天高く飛ばされてしまいました。
飛ばされたウナギの頭は青根に、胴体は峩々に、尾は遠刈田に落ちました。 それ以来、青根温泉は頭に、峩々温泉は胃腸に、遠刈田温泉は足腰に効く湯が湧き出るようになったそうです。





それでは青根温泉、いつもは出していない二つの足湯、「停車場の湯」と「朝日の湯」です。


次に、ご近所とは思えない「峩々温泉」の風景は、今回とっておきの冬タイヤ使用のロケです。


遠刈田温泉は二つある共同浴場の一つ「神の湯」、すぐ真裏にある神社の境内が源泉口です。

