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2023/08/30

今日の秘湯「姥湯温泉“桝形屋”前編」

いよいよ今回の旅の目的地が近づきましたが、標高1,300mの露天風呂は何度訪れても感動もので、大自然に包まれた景観と爆裂火口の湯がたまりません。
 今回は秘湯好きの友との二人旅なので、のんびりとカメラを片手にひとり散策、前編は「爆裂火口の絶景を楽しむ湯宿」にしたいと思います。

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まずは、混浴露天風呂の一つ「山姥の湯」、この湯が楽しみで皆さん登ってくるんですよね。

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2023/08/29

今日の秘湯「滑川温泉“福島屋”」

奥羽本線の峠駅は、駅舎も改札もない無人の駅ですが、そこから向かった先が「滑川温泉“福島屋”」、こちらも又、タイムスリップをしたような古風な雰囲気の湯治宿です。

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長い廊下を通り過ぎ建物を出ると、このお宿の名物露天風呂、「岩の湯」と「檜の湯」がありますが、川沿いにある大好物の「岩の湯」は、二日に一度浴槽の湯を抜いた掃除の日でした。
 やむなく元来た道を戻り、つり橋の脇にある湯小屋「檜の湯」でまったりしましたが、中庭風の休憩スペースには涼しい風が吹いていました。

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名残は惜しいのですが、もうすぐ本日お泊りの秘湯のお宿のチェックインの時間、後ろ髪をひかれながら久々の滑川温泉を後にしました。

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2023/08/22

今日の秘湯「白布温泉“湯滝の宿 西屋”」

(温泉ブログ特別編、「グリコのおまけ」)
今回、8月28日宿泊から9月29日宿泊分まで、「全国旅行支援の期間限定販売」が唐突に発表されました。 相変わらずお国のやることはドタバタ劇で、「今の政府は何がしたいの、誰が舵取りをしているの、ですよネ~!!」
 宿泊施設ごとに割り当て金額が決められ、施設への直接申込みによる販売のみとなっており、前回の残りのせいか旅行会社の仲介は取り扱っていません。
 宿泊金額の20%割引、平日なら2,000円のお買い物クーポン券付き、お申し込みは早い者勝ち。 この時期で旅行を考えている方には朗報です。

(さて、ここからは本物の温泉ブログです)
いよいよ温泉が恋しくなり、明日から二日間は山形県の米沢方面へ!!、こちらは歴史ある温泉の宝庫ですが、そんな米沢八湯の一つ「白布温泉“湯滝の宿 西屋”」をご紹介いたします。
 ここ白布温泉は、古くから「白布高湯」の名で知られた名湯で、開湯以来700余年の歴史を持ち、今も湯治場の面影が残っている温泉地です。
 かつて上杉米沢藩主の定宿として、茅葺の「東屋」「中屋」「西屋」が並んでおりましたが、平成12年の火災で二軒が焼失し、昔の面影が残るのは「湯滝の宿 西屋」だけとなりました。

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築100年の本陣づくりの本館と、磨きこまれた室内の木の温もりが素敵で、浴室に進む廊下の先には湯滝の音が轟々と響き、足元の簀の子の下をお湯が川のように流れています。
 【撮影の裏話】
こんな具合に自由に撮影できたのには訳があり、最後のテレビ出演のためのお宿訪問で、番組収録の合間を縫って自分のカメラで堂々と撮影できたからでした。

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今回目指す湯宿とは趣が異なりますが、久々の湯めぐりを勝手に盛り上げさせてもらいました。
2022/06/07

ふだん着の温泉「神室温泉“ホットハウスカムロ”」

山形県の北東部にある金山町に湧く「神室温泉」は、秋田県との県境にそびえる標高1365mの神室山の西麓に位置しています。
 周囲は山に囲まれており、一帯はグリーンバレー神室というリゾートエリアで、本格的なスキー場をはじめ、レストランや森林学習館、テニスコート、キャンプ場、ふれあいの森など、いくつものアウトドア施設が点在しており、日帰り入浴施設「ホットハウスカムロ」もこの中に含まれています。 (浴室内の画像は施設のHPからお借りしました)

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入浴後は、ドイツの山荘をイメージしたと言う宿泊棟「シェーネスハイム金山」を通り、一番低い位置にあるにあるレストラン「フォレスト」へ!!
 食事の準備ができるまで外に出て、のんびりと施設の雰囲気を味わいました。

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2022/01/24

今日の古湯「赤倉温泉“湯守の宿 三之亟”」

旅の二日目は天候に恵まれ、お隣り山形県の山あいのいで湯、赤倉温泉に足を延ばしました!!
 赤倉温泉の歴史は古く、863年(貞観5年)に諸国行脚で慈覚大師がこの地を訪れた折、小国川の川の中で傷ついた馬を治そうとしていた少年を見かねて、川の水では冷たかろうと錫杖を使って、川岸から湯を噴出させたのが始まりと伝えられております。
 1,000年前と言われる出発地の鳴子温泉よりさらに古く、そんな湯処を訪れるのも楽しい湯めぐりの一つです。
 そんな小国川の両岸にたたずむお宿の一つに、「湯守の宿 三之亟」はありますがこの日は生憎の定休日、以前訪れた折のご自慢の岩風呂、源泉は昔々の小国川の川底をご覧ください。

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浴室内の画像と共に、昨日登場させた「山形県の温泉年表」が、更に生きてきますネ~!!

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2022/01/23

今日の古湯「赤倉温泉“悠湯の宿 湯澤屋”」

旅の二日目は天候に恵まれ、お隣り山形県の山あいのいで湯、赤倉温泉に足を延ばしました!!
 赤倉温泉の歴史は古く、863年(貞観5年)に諸国行脚で慈覚大師がこの地を訪れた折、小国川の川の中で傷ついた馬を治そうとしていた少年を見かねて、川の水では冷たかろうと錫杖を使って、川岸から湯を噴出させたのが始まりと伝えられております。
 1,000年前と言われる出発地の鳴子温泉よりさらに古く、そんな湯処を訪れるのも楽しい湯めぐりの一つです。
 そんな小国川の両岸にたたずむお宿の一つに、「悠湯の宿 湯澤屋」がありましたが、本館の前に建つ別館は、角が跳ね上がった「メルヘンチックな竜宮城」(?)、それとも「芸者さんがお待ちの楼閣」(?)、何ともユニークな建物でした。

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浴槽の左端にある四角いコンクリート、それが源泉一号で、暗くて分かりづらいのですが、浴槽の底や壁をよく見てみると、ここが昔の川底だったことが分かります。
 そんな「山形県の温泉年表」が、ご丁寧にも浴室に掲げられておりました。 「感謝!!」

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2020/12/21

今日の秘湯「白布温泉“湯滝の宿 西屋”」

山形県米沢市の中心部から約20キロ、峠道が標高850mにさしかかる所に、変わることのない白布温泉があり、内二軒は私の大好きな秘湯を守る会の湯宿です。
 ここは古くから白布高湯で知られた名湯で、開湯以来700年余の歴史を持ち、今もなお温泉マニアを惹きつけてやまない、鄙びた湯治場の雰囲気が残されています。
 かつて上杉米沢藩の定宿として知られた茅葺の「東屋」「中屋」「西屋」でしたが、今はここ「湯滝の宿 西屋」だけが、歴史を物語る湯宿の佇まいを残しております。

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玄関を入ると、左手が江戸時代より残る築200年の母屋、右手が築100年の本陣づくりの本館ですが、何度訪れてもこの風格には圧倒されます。

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まずは聞こえてきました三本の湯滝の凄い音、そして右側の浴室を覗き込むと圧倒的な湯量で、源泉かけ流しとはこんな風景を言うんだと言っているようです。

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母屋とほぼ同じ歴史を持つ、黒御影石の石組みの「湯滝風呂」もまさに芸術品ですが、今回の訪問ではしっかりとカメラに収めてもらいました。

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【白布温泉、茅葺の湯宿ものがたり、12.21.PM6:20追記】
2000年3月25日、午後5時頃出火した「白布大火」により、中屋本館と東屋旅館は全焼しました。
 過去に2度の火災があり、2度とも三軒の旅館が焼失した歴史がありましたが、その火災はおよそ200年前のことで、三軒が仲良く軒を並べる景観は多くの人々に愛されてきました。