みちのく仙台発!!、名湯秘湯、バードウォッチング、自然観察!!、備忘録
乳頭温泉郷「湯めぐり帖」(1,800円也)の最後のスタンプは、東日本
で絶大な人気を誇る「鶴の湯」でした。
宿泊した施設以外の6宿で、一回ずつ入浴できるスタンプ帖もこれで
完成ですが、日帰り入浴客がバスで訪れるお宿は、泊まらないと秘湯
情緒が感じられなくなり残念です。
写真は全て人を入れておりませんが、敷地内の客は常時3~50名、
これが一苦労なんですよネ~!!
鶴の湯別館や駒ヶ岳温泉に、救いを求める理由も良く分かります!!
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzcxMzc5OTQuaHRtbA--
今回の撮影は秋の風情の景色だけで、最後の三枚は以前に泊まった
際の混浴露天風呂のスナップです。
大釜温泉を下り、急カーブを曲がると見えてくるのが「妙の湯」ですが、
こちらも駐車場は満車状態で、残り一台分が空いているだけでした。
ここも乳頭温泉郷では人気のお宿で、この日も日帰り客で賑わって
おりますが、限られた敷地ではやや無理があるようです。
【ブナの森の七湯めぐり「妙の湯」】
しっとりと落ち着いたインテリアや照明の隠れ家風佇まいと、食材や
器からアメニティまでこだわった洗練されたおもてなしで、ひときわ
女性に人気の高い妙の湯温泉。
2種類の源泉と湯舟の趣向が温泉めぐりの楽しさを一層盛り立て
ますが、日替わりで男女の暖簾替えを行っています。
四枚目が新しくデットスペースに造られた内湯と露天ですが、この宿
の主人が夏瀬温泉「都わすれ」を造った理由が分かります。
https://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1/RU=aHR0cHM6Ly9ibG9ncy55YWhvby5jby5qcC9oaXRvdW5pbWVndW1hcmUvMzcxMzc0MjMuaHRtbA--
最後の二枚は過去に撮った風景ですが、この日は上流部の工事で
川の水は茶色く濁っておりました。
3日目の朝は休暇村を更に直進し、「妙の湯」「大釜温泉」を通り越し、
道の一番奥にある「蟹場温泉」でした。
内湯を横目に見て、名物の混浴露天風呂に向かいますが、すでに
先客が2名、その後3名、更に4名と増えてゆきます。
そんな訳で、バックの中のカメラは使用できず、掲載の露天風呂は、
以前登場させた霧雨の中の露天風呂です。
【ブナの森の七湯めぐり「蟹場温泉」】
周辺の沢にサワガニがたくさんいたことから名付けられた蟹場温泉
は、1846年(弘化3年の)開湯という歴史ある温泉です。
岩と木の2種類の内風呂と、本館から500mほど歩いたブナの森
の中に混浴の露天風呂があります。
露天風呂は夜に女性だけの時間も設定されています。
「マタギの里」から更に北上すること50km、森吉山山麓に珍しい苗字
“杣さん”ご一家が経営する、「湯の沢本湯“杣温泉旅館”」があります。
江戸時代からの名湯は、旅館の前に車は一台あるものの、ひっそり
と静まり返っており、お宿の門柱には「露天にどうぞお入り下さい!!」
の優しい言葉が添えられておりました。 感謝!!感謝!!
【今日のウンチク、「杣(そま)とは(?)」】
古代、材木採取のために指定された山を杣とか杣山といい、杣山から
切り出す材木を杣木または杣といいました。
転じて、杣木を切り出す人を杣人あるいは杣といい、東大寺文書や
万葉集などにも散見されるようです。
江戸時代初期には、すでに、杣(そま)=伐木、木挽(こびき)=造材、
日用(ひよう)=運材、林業の三分化がみられました。
昔々、山歩きの知人に「樵(きこり)さん」という方がいましたが、こちらは
薪(たきぎ)を切り出す人を指すようです。