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2021/01/23

寒い冬には近場の湯「山王山温泉“瑞泉郷”」

今回の湯宿は、岩手県一関市にある「山王山温泉“瑞泉郷”」ですが、友人が地元新聞で見つけた岩手県民・宮城県民限定の期限付きキャンペーンのお宿でした。
 昔々の名前は「矢びつ温泉“瑞泉閣”」で、1988年(昭和63年)の彼岸に湧き出た、一関温泉郷の中では比較的新しい一軒宿です。
 山王山はその昔、奥州藤原氏が現在地に創建する前の中尊寺があったとされる場所で、そこに湧いた温泉だけに、霊験あらたかな湯ともいえそうです。
 しかも、市の助成金を差し引くと一泊二食6,800円ポッキリ、つい温泉バカの心が揺さぶられましたが、通された部屋は12畳+4畳のゆったりとした客室でした。

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この時期の露天風呂は屋根付きの浴槽だけでしたが、雪の無い時期には周囲に3つの浴槽があるそうで、新緑の季節にまた訪れたくなる常連さんの話しでした。
 最後の屋外の景色は、翌日の朝風呂後に眺めた雪こんもりの風景ですが、この季節を乗り切る全45室の湯宿の経営はさぞ大変なことでしょうね。

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2020/04/03

「東北の温泉バカ、温泉番組TV収録の巻」(2の2)

今回はひょんなご縁から、「東北の温泉バカおすすめの湯宿」TV収録となりましたが、朝7時過ぎにKHB本社をスタートして、岩手・新花巻温泉峡を目指しました。
 ここは豊沢川沿いに一軒宿が点在する珠玉のエリアですが、大沢温泉「湯治屋」の大露天風呂「大沢の湯」を収録後、次に向かったのは鉛温泉「藤三旅館」でした。
 こちらも歴史を感じさせる湯宿の佇まいですが、庭先の池には「チョウザメ」が泳ぎ、日当たりの良い斜面には「フクジュソウ」も顔を出しました。

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こちらにも複数の浴室がありますが、おすすめは深さ125cmの名物の立ち湯「白猿の湯」、地下空間にある手掘りの楕円形の湯船は、その中央部から湯が湧き出す「足元湯」です。
 そして、湯に浸かりながら見上げる贅沢な空間は、建物にして3.5階分もあり、露天風呂に勝るとも劣らないロケーションです。

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午後4時頃にKHBへ戻りましたが、僅か10分程度の旅番組に費やす「撮影クルー」の人数と時間は、改めてTV収録の大変さを見せていただく貴重な体験でした。
 こちらはお気楽なゲスト出演ですが、主役の「温泉ハンター」さん、そして「撮影クルー」の皆さんお世話になりました。 でも「温泉ハンター」さんはあちこちで有名人でした。

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なお、放映は4月7日(火)5チャンネル、朝9:55スタートの「突撃!!ナマイキTV」、その中の「温泉ハンター」のコーナーになります。
2020/04/02

「東北の温泉バカ、温泉番組TV収録の巻」(2の1)

今回はひょんなご縁から、「東北の温泉バカおすすめの湯宿」TV収録となりましたが、朝7時過ぎにKHB本社をスタートして、岩手・新花巻温泉峡を目指しました。
 こちらは豊沢川沿いに一軒宿が点在する珠玉のエリアですが、ロケーションで言えば大沢温泉「湯治屋」、かの宮沢賢治も愛した大露天風呂「大沢の湯」が光ります。
 現地に到着して懐かしい玄関を入り、正面に見る帳場と待合処は古き良き芸術品、そして磨き抜かれ黒光りする歴史建造物にも心が躍ります。

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でも、お気楽だったのはここまでで、前回登場した「ぶらりバス路線の旅」とは違った本格的な「撮影クルー」、いやはやとんでもない世界に飛び込んだものです。 
 でも、大好きな露天風呂をタダで味わえるなら、まあいいか~!!

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2019/12/12

寒い冬には役得の湯「大沢温泉“山水閣”」

つい3ヶ月前、ここ「大沢温泉“山水閣”」は下見で訪れていますが、この日はある団体の仲間と共に、先方との最終打合せの訪問でした。
 実は、長々とツキのない人生も過ごしておりますが、ささやかな温泉の世界に関しては、意外とラッキーな出会いが続いております。
 この日も、館内では僅か年2回の防災訓練と重なり、やや慌ただしい打合せとなりましたが、館内の一斉防災訓練と言うことは、お宿の浴室内には今誰もいないと言うことです。
 この瞬間、宿泊者専用の「山水の湯」は、独りよがりの「役得の湯」に変わり、仲間が湯船から上がった後は、「東北の温泉バカ」最高の被写体が待っておりました。

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「山水閣」から眺めた「湯治部」は、雪の残るこの季節の雰囲気でしたが、湯治部の暖かい食事処で食べた「鍋焼きうどん750円也」は最高のご馳走でした。

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2019/09/03

今日の名湯「台温泉“観光荘”」

二日目の立ち寄り湯は、花巻温泉の入り口付近にあるアーチの案内板を進み、台川支流の湯ノ沢の渓流沿いに湧く、昔ながらの可愛らしい小さな温泉街でした。
 温泉の歴史は古く、遠く南北朝時代の発見と伝わり、古くから自炊客を中心とした湯治場として知られていました。
 そんな小さな温泉街にも、2000年に日帰り入浴施設「精華の湯」が出来ていますが、今回は湯宿「観光荘」にお世話になりました。

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浴室は本館より高い位置で、三階の渡り廊下を渡った別棟にあり、ゆったりのんびりと過ごさせていただきました。

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2019/09/02

立ち寄り湯「一関温泉“山桜 桃の湯”」

今回の大沢温泉プチ湯治は、山水閣との打ち合わせが二日目となったため、世界遺産登録後初の平泉訪問を初日に入れました。
 こうなれば近くの温泉ということで、選んだのが「一関温泉“山桜 桃の湯”」ですが、宮城県内でもあちこちで広告看板が目に留まるようになりました。
 源泉かけ流しと多彩なお風呂、そして劇場併設で観劇無料が売りで、さすが地元ラブホテルの経営者なればこそ、掴みどころを抑えております。 若者はラブホ、年寄りは観劇かな(?)
 日帰り入浴は5:00から23:00、日帰り入館は2時間で730円、一日入館の場合は1,810円でタオルセット・館内着付き、宿泊も受け付けているようです。
 お隣には新たに「果実の森」が併設され、こちらは総客室数37、全室ヒノキ風呂付きで、世界遺産平泉まで僅か10分程の「大人の隠れ宿」が売りのようです。

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「山桜桃の湯」の玄関前駐車スペースには、平日の9時半にもかかわらず車が多く、これから先のスナップは施設のホームページから借用したものです。

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2019/08/31

今日の名湯「大沢温泉“山水閣”の会場下見」

今回のプチ湯治に大沢温泉を選んだのには、もう一つ訳があり、某団体の懇親会及び会議会場の下見を兼ねての訪問でした。
 私が宿泊するのは「菊水館」か「湯治屋」で、こちら「山水閣」の内部を見るのは初めてですが、想像した通りの設えと担当者の対応で、会場の選定については申し分ありません。
 正面玄関は実は三階部分で、この下に一階・二階部分が隠れており、宴会場も会議室も我々の参加人数にはピッタリサイズでした。

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 これでは「温泉バカの世界」にはなりませんので、浴室へのアプローチ、湯上り後の待合処、そして2つある大浴場の風景です。
 まずは、山水閣宿泊者しか入れない大浴場「山水の湯」ですが、こちらは小さいながらも露天風呂付き、更に宿泊者専用の貸切風呂(無料)が三つありました。
 もう一つは半露天風呂の「豊沢の湯」ですが、こちらは湯治屋や菊水館のお客、そして湯治屋の日帰り入浴客も利用することが出来る大好きな風景です。

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