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2020/02/16

湯めぐり雑感「さようなら!青根温泉“名号館”」

風の便りに聞いてはいましたが、昨年の「雪あかり」でお世話になった「今日の名湯“名号館”」が、静かにその歴史の幕を閉じておりました。 ご年配のご主人と女将さん、いつまでもご夫婦仲良くお元気で!!
 なお、お宿の看板の奥にあるレンガの建物は、昔の街の共同浴場「名号湯」ですが、こちらは「じゃっぽの湯」が出来た2006年に閉鎖されました。

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この温泉地で、唯一湯治客を受け入れていたお宿だけに、温泉バカとしては寂しい限りで、昨年2月13日掲載のスナップ写真を添付し、「温泉地の日本昔ばなし」で話を〆たいと思います。

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【青根、峩々、遠刈田の日本昔ばなし】  (じゃっぽの湯公式サイトより)
宮城蔵王には、青根、峩々(がが)、遠刈田(とおがった)の3つの温泉地がありますが、このエリアには“面白い伝説”が残っています。

その昔、蔵王連峰のふもとには「三階滝」と「不動滝」という二つの滝が流れており、三階滝には「モクゾウガ二」という蟹が住んでいました。何百年も住む間にかなり体が大きくなったモクゾウガ二は、不動滝に引っ越しすることにしました。しかし、既に不動滝には大ウナギが住んでいたのです。モクゾウガ二は棲み家を奪うため、大ウナギに挑戦状を出しました。年老いた大ウナギは自分の力では勝てないため、美しい娘に姿を変えて、猟師の力を借りるために里に向かいました。そして猟師に、「不動滝の大ウナギを助けて欲しい」とモクゾウガ二退治の約束を取り付けました。

しかし決戦の日、なんと猟師は寝坊してしまいます。慌てて不動滝に向かった猟師ですが、時すでに遅し!大ウナギはモクゾウガ二に体を3つに切られ、天高く飛ばされてしまいました。猟師は心底後悔し反省しました。

この時飛ばされた大ウナギの頭が青根に、胴体が峩々に、尾が遠刈田に落ちたといいます。その場所から温泉が湧き、「青根温泉は頭痛やノイローゼなど頭の不調に、峩々温泉は胃腸に、遠刈田温泉は足腰に効果がある」と言われるようになりました。
2020/01/19

明日の湯「寒い冬には近場の湯宿」

色々と講釈を垂れてまいりましたが、ブログネタも尽きましたので、明日からしばし本業に戻り「温泉バカの世界」に浸ろうかと思います。
 と言っても僅か一泊二日の「プチ湯治」、イメージ写真は昨年一月の県南部の廃業した湯宿ですが、こんなお宿が増えないよう県北部に小銭を少々落としに参ります。
 今日の「グリコのおまけ」は、17日の朝、水の森公園の霜を被った「サザンカの花」なんぞを添えてみました。

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2020/01/12

湯めぐり雑感「冬季休眠中の湯宿たち」

さてさて、今季第一弾の湯めぐりは、「栗駒山々麓の湯めぐり」に決定しましたが、どちらの湯宿も11月中旬から4月下旬まで、冬季休業が続いており今は雪の中で休眠中です。
 添付したスナップ写真は、どちらも晩秋に訪れた際のものですが、最近の温泉風景では野鳥の写真同様、雰囲気を意識して写すようになりました。

【宮城県に唯一つ残るランプの湯宿、湯浜温泉「三浦旅館」】
昨年末のテレビ番組では、若い跡継ぎの誕生が放送されました。「よかったネ~!!」

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【遮るものの何一つない絶景の湯宿、須川温泉「栗駒山荘」】
秋田と岩手の県境にある湯宿は、人間の建造物の一切見えないのがステキです!!

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最初の湯宿で見た注意書き「秘湯七か条」は、何とも心和ませる本物の世界でした!!

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2020/01/06

湯めぐり雑感「湯滝のある新緑の風景」

年末年始は「温泉バカ」にはどうしようもなく暇なもので、新年上半期に行く予定の「道東知床の湯めぐり」、そして「栗駒山麓の湯めぐり」なぞに心を飛ばしておりました。

「道東知床の湯めぐり」では、大自然の中にある「カムイワッカ湯の滝」が有名ですが、前回は「一の滝」までしか進めず、懐かしい「四の滝」は幻に終わりました。

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次に「栗駒山麓の湯めぐり」では、宮城県の鬼首温泉“峯雲閣”敷地内にある「吹上沢大湯滝」、そして、今回の旅程からは外れますが秋田県の「川原毛大湯滝」も大好物です。

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最近は腰痛が湯旅のジャマをしますが、今年もワクワクするような湯めぐりをしたいものです。
2019/12/25

湯めぐり雑感「2019、山形への旅」

ご存じない方も多いと思いますが、山形県は県内全市町村に温泉が湧く「温泉県」で、その多くが名湯・秘湯・ふだん着の温泉に分類される何ともステキなエリアです。
 2019年は、そんな山形県に二泊三日の旅が二回、更に新潟の旅から戻る際一日と、一年間の7日も過ごした温泉県でした。
 そんな中で、特に心に残った湯宿を5個所ピックアップし、寒い冬を乗り切る「元気の素」になればと思います。  やはり「東北の温泉バカ」ですネ~!!

【飯豊温泉“梅花皮荘”】
   ~ 県南西端に位置する秘境の温泉地で、星空を眺めながらの湯浴み
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【蔵王温泉“かわらや”】
   ~ 生まれたままの温泉を足元から感じる「すのこの湯」
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【かみのやま温泉“下大湯”】
   ~ 上山市は「いで湯」の城下町で、大小5つの共同浴場は150円也
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【あつみ温泉“萬国屋”】
   ~ 35%オフ13,180円のお陰で、初めて泊まった超高級旅館
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【湯の瀬温泉“湯の瀬旅館”】
   ~ こちらも初入湯の湯宿は、毎分800リットルの湯量がなせる技
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【FC2ブログ、登録ジャンルランキングの怪!!】
このブログ記事を書いているのは22日、この日突然、メインの「旅行の部」で14,519名中56位、サブの「温泉旅行・温泉宿」で745名中5位にランクされました。
 元々、非稼働ブログが常時上位を占めているFC2だったので、あまり気にしてはおりませんでしたが、唐突に内容の見直しでも行われたのでしょうか。
 いずれにせよ、評価されていると言うことは嬉しいものです。  根っからの「温泉バカ」
2019/09/13

湯めぐり雑感「大沢温泉界隈の風景と…」

今週に入り、こちら仙台は一気に日中の気温が下がり、虫の音も賑やかになってまいりました。

そして水曜日は朝から曇天そして小雨、花巻南温泉郷の湯めぐりを思い出しながら、外付けHDに写真を移動する作業でした。
 最初は大沢温泉「湯治屋」を出て、道路を渡ると見えてくる屋号集落の風景ですが、そこにはそば畑と田んぼが広がっておりました。
 そばの花はまだ満開で収穫まで時間がかかりますが、田んぼの稲穂は頭を垂れており、いよいよ実りの秋の風景となりました。

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みちのくの秋の訪れは早く、高地の温泉地は間もなく「紅葉のシーズン」を迎えますが、添付のスナップは山形「蔵王温泉」のそんな浴室内の風景です。
 Myブログは「名湯秘湯」からスタートし、その後「バードウォッチング」そして「自然観察」と、ジャンルを増やしてきましたが、この10年間で3度、PC本体や外付けHDが壊れており、改めてブログの写真保存機能に感謝です。

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2019/08/30

「大沢温泉“菊水館”、一時休館のお知らせ」

千二百年の歴史を誇る一軒宿「大沢温泉」は、「湯治屋」「菊水館」「山水閣」三つの温泉施設で構成されています。
 名物の大露天風呂「大沢の湯」から眺める「菊水館」は、豊沢川に架かる「高明橋」が通行できなくなり、営業資材の搬入などが困難なため、昨年10月から休館となっております。
 幕末ごろ南部藩主も訪れたという茅葺屋根の建物は、150~160年前に出来たと言われており、この部屋に泊まるのが大好きでした。

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休館中は「昔ギャラリー茅」として一部開放されており、湯治屋から外に出て「曲り橋」を渡り、菊水館内をのんびり見学でした。
 実はくの字に曲がっているこの橋も、昭和22年の大水の際に流されてしまい、現在のものは昭和56年に復元されたものです。

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現在のところ営業再開の目途は立っていないようですが、再開については詳細が決まり次第、ホームページなどで告知されるようです。